木学の家とは
木学の家とは、木繊維断熱材ECOボードを使った住宅のことです。
化学の建材を使ったこれまでの「化学の家」に対し、
再生可能な資源である「木」に「学」び、自然の木の力を活かした住宅が「木学の家」です。
ECOボードは一般的には「木質繊維断熱材」や「木毛繊維断熱材」に分類されますが、断熱だけをする断熱材ではありません。
ECOボードを使った木学の家は、
夏は涼しく
冬は暖かい
梅雨もさらっと快適
静かな室内
燃えても有毒ガスを出さない(火災時は有毒ガスのせいで助からない人が多い)
廃棄するときも安全
製造時も、施工時も、暮らしている間も、廃棄時も安心の断熱材です。
断熱以外のたくさんのことができるので「防火断熱遮音板ECOボード」と呼んだりします。
化学の家とは
化学の家とは、化学の建材を使った家のことです。
日本ではかつて戦後復興のため住宅が大量生産され、自然素材よりも化学材が進んで使われました。
高気密高断熱住宅をつくるためにもたくさんの化学材が使われました。
実は、化学の建材を使った化学の家は、未来で修復することが考えられていません。
メンテナンスしづらい(できない)住宅は、汚れて古くなる一方です。
メンテナンスができず、愛着も持てない化学の家は、長く住まないうちに建て替えが行われます。
こうした短命住宅は環境破壊の原因となり、資産価値も失います。
これまでは化学の家、これからは木学の家
消費エネルギーを小さく抑えられることだけが「エコ」でしょうか。
その住宅が取り壊されるとき、地球に大きな負担を与える大量のごみになることを忘れてはいけません。
今私たちが環境にかける負担は、そのまま未来の子供たちに負担としてのしかかります。
何かものをつくるとき、使うとき、廃棄するときは、少なからず環境に負担をかけてしまうものですが、なるべく負担をかけない選択をしていく必要があります。
再生循環する木を使ったECOボードは、持続可能な断熱材。
木に学び、木の家と暮らす選択はいかがでしょうか。